小説家になろう
或る日の彼女

 彼女は昼寝特有の気だるげな世界から起き上がった。まるで沼のようだ、彼女はそう思いながらベットからおりた。学校から直接この家に来て、掃除をした後にすぐ寝たため彼女は制服の姿のままであった。買い物は既に済ませてある。まずは肉を解凍しなければ、そう思いながらも本に手を伸ばす。最近太宰治をよく好んでいる。脳内で「トカトントン」と聞こえるのは気のせいであろう・・・
 携帯が鳴る音で我に返ったのは、全集をほぼ読み終わったときであった。彼はもう帰ってくるらしい。また夕飯を作るのが遅くなってしまった。彼は笑って許してくれるだろうか?呆れながらも「今日も外食にしよう」と言いそうな気がする。
 一般的な学生生活とは程遠いこの暮らしに彼女は満足しながらも若干の虚無感を抱いてる。
     

[1]後書き
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